ユナイテッドMFキャリック、現役引退を正式発表 「体がもう辞める時だと言ってる」
12シーズンに渡って“赤い悪魔”を支えたベテランがスパイクを脱ぎ、指導者の道へ
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFマイケル・キャリックが、記者会見で今季限りでの現役引退を正式発表。指導者の道に進む意向であることも明かしている。英公共放送「BBC」などが報じた。
今年1月、ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がキャリックの引退について言及。その後、コーチとして入閣するオファーを出していると口にしていた。さらにポルトガル人指揮官はキャリックに代わる新戦力も必要になると訴えていた。
そんななか、キャリックは13日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のセビージャ戦に向けた記者会見に出席。「時が来た。体がもう辞める時だと言っているんだ」と語り、引退の意志を明らかにした。すでに報じられたコーチ就任についても「そうなるだろう」と認めたという。
昨年、不整脈が見つかるなど体調不良にも悩まされたキャリック。「心臓の問題があった時、2、3日考えたよ。『自分はこのまま続けるべきなのか?』、と。調子は取り戻したから、自分のいいと思うところで終わりにしたかったんだ」と語り、今が引き際と見極めたようだ。
12シーズンに渡って“赤い悪魔”を支え、計463試合に出場した大ベテランがついにスパイクを脱ぐ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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