吉田所属サウサンプトンが指揮官を解任 後任は未定、コーチ陣も“総入れ替え”へ
過去4年は8位以上でシーズンを終えるも、今季は残留争いをする苦しい戦い
日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが、マウリシオ・ペジェグリーノ監督を解任した。クラブは直近のプレミアリーグ17試合でわずか1勝(9分7敗)と低迷し、降格圏と勝ち点差わずか「1」の17位に沈むなかで監督交代を決断した。
ペジェグリーノ監督は昨年6月に退任したクロード・ピュエル前監督(現レスター・シティ)の後を継いで就任。FAカップでは準々決勝に勝ち進み、マンチェスター・シティを破る快進撃を見せたウィガンと18日に対戦するが、リーグ戦ではわずか5勝と低空飛行を続けていた。直近のゲームでは13位ニューカッスルに0-3で完敗。クラブは指揮官の解任に踏み切った。
クラブは、アシスタントマネージャーを務めていたカルロス・コンパニュッチ氏とアシスタントコーチのシャビエル・タマリット氏もクラブを離れると併せて発表した。
サウサンプトンは今季で6シーズン連続となるプレミアリーグでの戦いに望んでいる。昨季までの5シーズンは最低順位が昇格1年目の14位(2012-13シーズン)で、直近の4シーズンはいずれもトップハーフ(8位、7位、6位、8位)。昨季はリーグカップ準優勝と健闘を見せていた。
ペジェグリーノ氏の後任は未定。チームのプレミア残留と日本代表DF吉田の起用法にも影響を及ぼす新監督人事に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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