元独代表DFメルテザッカー、壮絶な苦悩を吐露 「全てが重荷」「恐怖の筋書きがある」
アーセナルの元ドイツ代表DFペア・メルテザッカーは今季限りで現役を引退し、アカデミー(下部組織)のマネージャーを務めることが決まっている。しかし、すでに選手としての心はすっかり折れてしまったようで心身ともに消耗した現状を吐露している。
「試合前には胃腸がさかさまになる感覚で…」
人格者で「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(心優しき巨人)」の愛称で知られる男は、試合に臨む際のプレッシャーに苛まれているという。
「試合開始直前には胃腸が逆さまになる感覚で、嘔吐しそうになる。そんな時には自分の目が潤むまで、自分の首を激しく閉めなければいけない」
壮絶なエピソードを明らかにしたメルテザッカー。今季アーセナルの守備陣は崩壊状態だが、リーダー役の精神的な落ち込みも影響していたのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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