浦和加入内定のFWナバウト、キャリアの“地獄”から這い上がった男の熱い決意とは?

J1浦和レッズは3月5日、オーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトの加入内定を発表した。戦開幕3試合未勝利と苦しいスタートを切ったが、新助っ人は移籍に際して地元メディアに手記を寄稿しと決意を表している。

「俺は浦和をトップに戻す力になりたい」

 一方で、ナバウトは浦和への移籍が決まった経緯も赤裸々に書き記している。

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「数カ月前、(代理人の)トニーは浦和が俺に興味を持っているって情報をキャッチして、コンタクトを取った。浦和は俺のパフォーマンスに興味を持って、追い続けていると。ただ、状況は停滞していたし、俺はこのチャンスはもう行ってしまったと感じていた。だけど、俺が(ウェスタン・シドニー・)ワンダラーズからナイスなゴールを決めた時、全ては突然動き始めた。その興味が戻ってきたんだ。浦和はスタッフをオーストラリアに派遣して俺のプレーをチェックさせた。彼らとは電話で話したよ。それから、全てはトントン拍子だった」

 浦和がどのような位置づけのクラブなのかを示す言葉は、新天地での強い決意を感じさせる。

「(妻の)サムに話した。このオファーはマジで逃せるものじゃないって。浦和がどれだけ凄いクラブかなんて、説明する必要もないだろう。Jリーグはすごく注目されていて、素晴らしい選手たちが揃うリーグだ。そして、浦和はビッグクラブで常にタイトルを義務付けられている。俺にとって、これまでで最高に力を試される瞬間が来る。浦和は去年AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を優勝したが、リーグ戦は7位だった。俺は浦和をトップに戻す力になりたい」

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