浦和DF槙野、開幕3戦未勝利に歯がゆさ吐露 「一つ一つ足りない選手が見受けられた」

浦和レッズは10日、Jリーグ第3節のV・ファーレン長崎戦を1-1の引き分けで終えた。試合後、日本代表DF槙野智章は厳しい表情でミックスゾーンに姿を見せ、「間違いなく勝つために走って戦う姿勢はウチよりあった」と、ゲームへのアプローチで長崎に劣っていたことに悔しさをにじませた。

浦和DF槙野、開幕3戦未勝利に歯がゆさ吐露【写真:Getty Images】
浦和DF槙野、開幕3戦未勝利に歯がゆさ吐露【写真:Getty Images】

ズラタンのゴールで同点に追いつくも、「走って戦う姿勢」は長崎に負けていた

 浦和レッズは10日、Jリーグ第3節のV・ファーレン長崎戦を1-1の引き分けで終えた。試合後、日本代表DF槙野智章は厳しい表情でミックスゾーンに姿を見せ、「間違いなく勝つために走って戦う姿勢はウチよりあった」と、ゲームへのアプローチで長崎に劣っていたことに悔しさをにじませた。

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 長崎は今季J2から初めてJ1に昇格。この試合は、多くの浦和サポーターが長崎まで遠征し、空港からスタジアムまでの道のりにも“あの”浦和レッズが来るというムードが強く感じられた。最終的に約4000人が足を運んだ浦和サポーターが、試合前に大声量の「浦和レッズ」というコールをすると、それだけでホーム側のスタンドがどよめいた。長崎にとっては、クラブにとってもサポーターにとっても、J1屈指の熱狂を肌で感じる機会になり、それもまた楽しんでいたのだろう。

 しかしながら、そうした熱を浦和がピッチで表現できたとは言い難かった。後半31分にFWズラタンの一撃で追いついたものの、リーグ開幕3戦未勝利となった試合後には、そのサポーターから大ブーイングが浴びせられた。槙野は「試合前に『This is URAWA』という横断幕も見た。長崎のサポーター、長崎の方に向けて、これが浦和だというのを見せてくれたのはサポーター。僕たちがピッチの上で見せなければいけなかった」と振り返る。

「ボールを取り返しに行く姿勢や、切り替えること、そういうところが一つ一つ足りない選手が見受けられたのは残念だった。ピッチに立ったからにはチームのために走って戦わなければいけないけど、それが欠けていたのが残念だった」

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