ローマDFが「天に捧げるゴール」 急死した元同僚アストーリを渾身の先制弾後に追悼
DFマノラスがトリノ戦で先制点、ゴール後に天を指差し祈り捧げる
気持ちの込もったヘディングシュートだった。現地時間9日に行われたセリエA第28節のローマ対トリノ戦で先制点を決めたギリシャ代表DFコスタス・マノラスは、ゴール後に天を仰ぎ、4日に急死した元イタリア代表DFダビデ・アストーリへ祈りを捧げた。
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フィオレンティーナのキャプテンを務めていたアストーリは、4日に滞在先のホテルで急死。31歳という早すぎる別れがサッカー界に大きな衝撃を与え、同日に行われる予定だったセリエAの試合は全て延期となった。
アストーリの死後、初めて行われたゲームがこのローマ対トリノの一戦だった。0-0で迎えた後半11分、イタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィからの右クロスをファーサイドで合わせたのは、かつてローマでプレーしていたアストーリとCBコンビを組んだこともあるマノラス。高い打点から強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。
マノラスはそのままピッチサイドに走ると、ピッチに膝をつき、掲げた両手で空を指差しアストーリを追悼した。「DAZN」公式ツイッターもゴール動画を投稿し、「天に捧げるゴール」と紹介した。