攻守に圧倒した川崎、2ゴールを奪い今季ホーム初勝利 G大阪は泥沼の公式戦4連敗
川崎フロンターレは9日、J1リーグ第3節で公式戦3連敗中のガンバ大阪と対戦。MF家長 昭博の今季初ゴールを含む2得点を奪った川崎が2-0でG大阪を下し、今季ホーム初勝利を手にした。
エドゥアルド・ネットと家長のゴールで快勝
川崎フロンターレは9日、J1リーグ第3節で公式戦3連敗中のガンバ大阪と対戦。MF家長 昭博の今季初ゴールを含む2得点を奪った川崎が2-0でG大阪を下し、今季ホーム初勝利を手にした。
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川崎は水曜日に行われたAFCチャンピオンズリーグから先発2枚を入れ替え、今季初めてDF車屋紳太郎をCBで起用。一方、G大阪は大敗を喫したルヴァンカップの開幕戦から3人を変更し、今季加入したばかりのルーキーMF中村敬斗がスタメンでピッチに立った。
試合は序盤から川崎がペースを握っていく。MF阿部浩之、MF中村憲剛、家長という昨季のリーグ制覇に大きく貢献したメンバーが並んだ中盤は、ブロックを固めるG大阪陣内を何度も強襲。奪われても素早い守備で取り返し、分厚い攻撃につなげていった。そして前半8分、左サイドのCKから最後はブラジル人MFエドゥアルド・ネットがゴールを奪取。リードを奪ったことでゲームを優位に進めた。
対するG大阪は、苦しい時間が続く。なかなかボールを保持することができないと、選手個々の反応も悪く、攻撃の形を構築することができない。頼みの個による打開も不発に終わり、前半はシュートゼロで折り返した。
後半も先に得点を奪ったのは、ホームの川崎だ。後半10分、自陣でボールを奪うとカウンターを発動。数人でボールを経由しながら前へと向かうと、最後は阿部のクロスをファーサイドで家長が利き足とは逆の右足のボレーシュートで合わせ、ゴール左に流し込んだ。
2点のリードを奪った川崎は、そのままゲームをコントロール。終盤には中村やエドゥアルド・ネットをベンチに下げるなど、危なげなくボールを動かしながら時計の針を進めた。
そんな川崎に対し、G大阪は選手交代を駆使して攻撃に出たかったが、最後までほとんどシュートを打てないまま試合は終了。川崎は今季ホーム初勝利を手にして勝ち点を7に伸ばした。一方、G大阪は泥沼の公式戦4連敗となってしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)