バルサ、“メッシ流出阻止”へ違約金引き上げ サッカー界史上最高額の917億円に設定
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは昨年契約延長に応じ、違約金は7億ユーロ(917億円)というサッカー史上最高額に引き上げられた。30歳の天才の引き抜きは不可能に見えるが、バルセロナは至宝流出の危険性を認識している。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
バルサ経営戦略部の部長、メッシ流出の危険性を認識「最近はクレイジーなことも…」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは昨年契約延長に応じ、違約金は7億ユーロ(917億円)というサッカー史上最高額に引き上げられた。30歳の天才の引き抜きは不可能に見えるが、バルセロナは至宝流出の危険性を認識している。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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バルセロナ経営戦略部のパンチョ・スコーダー部長はロンドンで行われたイベントに出席。今季公式戦32得点と異次元の活躍を続けるメッシの去就について口を開いた。
「我々はメッシがバルセロナで現役引退するのに十分と考えられる違約金を設定した。だが、一年前のネイマールの違約金もまた選手の引き止めに十分だと考えていた。昨夏、それが十分ではなかったと証明してしまった」
昨夏ネイマールはバルセロナを去った。史上最高額の2億2000万ユーロ(約290億円)という想像を絶する違約金をパリ・サンジェルマンが支払う形で移籍が決まった。メッシ獲得には917億円必要だが、支払うクラブが出てこないとは限らないとスコーダー氏は考えているようだ。
「将来に目を移しても、(メッシ獲得は)厳しいと思う。しかし、私は未来を占うことはできない。最近では少しクレイジーなことも起こっているんだ」
移籍金の高騰が止まらないサッカー界。バルセロナと終身契約と見られていたメッシがフットボール史上最高額の移籍金でチームを去る日が来るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)