“ガラスの天才”ロイスが長期離脱の日々を告白 「信じられないほど困難だが…」

ブンデス公式サイトのインタビューに登場 259日ぶりの復帰後は好調維持

 ドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイスは、昨年5月のDFBポカール決勝フランクフルト戦(2-1)で右膝を負傷。長期離脱を余儀なくされ、今年2月に259日ぶりの復帰を果たした。度重なる故障から「ガラスの天才」と呼ばれるロイスは、負傷という苦難を乗り越えることが自らの人格形成に役立ったと告白している。ブンデスリーガ公式サイトが報じた。

「リラックスしているよ。チームの助けになれていること、そして試合ができることが嬉しい。自分のフットボールを楽しむことができて幸せだよ」と語ったロイスは、戦列に復帰後、MFマリオ・ゲッツェ、MFアンドレ・シュールレと“ドイツ代表トリオ”を形成し絶妙なコンビネーションを見せている。

 復帰までの困難な道のりについて質問されたロイスは、「バランスを取ることが大事なんだ。監督と状況について定期的に話し合った。再発してはいけないので、慎重にならなければいけない。筋肉の動きも、少し変わってくる。ここ数週間で数多くの試合をしたので、リカバリーできているのか、十分な練習をできているのか、確認する必要がある。現状については心配していない。だが、気配りは大事なんだ」と話している。

 これまで不運な負傷により、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)と16年欧州選手権を棒に振っているロイス。その苦しみから、かつて「全財産と健康を引き換えにしたい」と話していた。

 

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