独代表FWの芸術アシストに各国脱帽 「輝かしいバックヒール」「壮観なアクション」

EL公式ツイッターが動画公開 RBライプツィヒのヴェルナーが華麗に先制点アシスト

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)のベスト16第1戦が現地時間8日に行われ、昨季ブンデスリーガ2位のRBライプツィヒ(ドイツ)はゼニト(ロシア)にホームで2-1と先勝した。試合の均衡を破ったのはポルトガル代表FWブルーマの先制点だったが、そのゴールを導いたドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの華麗なアシストが称賛を集めている。

 先制点が生まれたのは、後半11分だった。敵陣左サイドでルーズボールを奪ったブルーマがドリブルを開始。相手DFが寄せてきた瞬間にペナルティーアークの手前で待ち構えるヴェルナーにグラウンダーのパスを送った。ヴェルナーは相手ゴールを背にしてこのボールを受けると、ワントラップ後に右足ヒールでペナルティーエリア内にパス。ここにブルーマが走り込みワンツーパスの形になると、最後は右足インサイドキックで冷静にファーサイドネットを揺らした。

 ELの公式ツイッターは、このアシストシーンの動画を公開。「ティモ・ヴェルナーがブルーマの今夜のゴールをアシスト」と炎の絵文字3つとともに記し、様々な角度からヒールパスを送った瞬間の映像を流した。

 各国メディアもヴェルナーの華麗なアシストを称賛しており、英紙「ザ・サン」は「ヴェルナーがブルーマに輝かしいバックヒールを放つ」と速報。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」も、「ドイツ人の壮観なアクション、ティモ・ヴェルナーがブルーマにヒールでアシスト」と伝えている。

 ヴェルナーはその後、後半32分にギニア代表MFナビ・ケイタからのパスを決めて1得点1アシスト。チームは同41分に相手にアウェーゴールを許してしまったものの、2-1と勝利してベスト8進出に一歩前進した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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