マンC第2GKの華麗なるシャペウをCL公式が紹介 ファン脱帽「神の手ならぬ神の足」
ブラーボがCLバーゼル戦で相手を交わす華麗なテクニックを披露
マンチェスター・シティは現地時間3月7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、本拠地での第2戦でバーゼルと対戦。1-2で敗れたものの、2戦合計スコア5-2でベスト8進出を果たした。CL公式ツイッターは、同カードで飛び出した守護神の華麗な足技を紹介している。
得点源のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロや、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを温存したシティは、前半8分にブラジル代表FWガブリエル・ジェズスのゴールで幸先よく先制した。しかし、その9分後に追いつかれると、後半26分にはバーゼルのスイス代表DFミシャエル・ラングに決勝弾を食らい、第2戦は1-2で敗れた。
CL公式ツイッターがこの試合でスポットを当てたのが、シティのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの“足技”だった。
1-1で迎えた前半42分、バーゼルのノルウェー代表MFモハメド・エルユノシが最終ラインの裏に抜け出した場面で、ブラーボは迷わずペナルティーエリアから飛び出し、胸トラップでカット。さらに、ボール奪取を狙ったバーゼルの選手に対し、右足インステップでボールをふわりと浮かせる“シャペウ”でかわし、味方にパスをつないだ。
フィールドプレーヤー級のテクニックを、CL公式ツイッターが「ゴールキーパー以上」と紹介すると、返信欄には「神の手ならぬ神の足」「GKの常識を覆す男」「スーパー・ブラーボ」「マスター」「クールなトリック」と称賛コメントが次々と寄せられた。
昨季バルセロナから正GKとして招き入れられるものの、低調なパフォーマンスによりシーズン途中に控えに降格。今季は高精度キックで鳴らすブラジル代表GKエデルソンの後塵を拝しているブラーボだが、第2GKとして限られた出場機会のなかで定評のある足元でもアピールしている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images