ベンゲル体制「最悪の出来事10選」 近年のアーセナルが味わった最大の屈辱とは?
ベンゲル監督も悔しさ露わ「本当にひどい1日だった」
そして不名誉な1位となってしまったのが、11年のプレミアリーグで起きたユナイテッド戦での2-8という屈辱的な敗戦だ。長きにわたって覇権争いを繰り広げてきたライバルと相対した一戦は、シーズン開幕直後の8月に行われた。試合はイングランド代表FWウェイン・ルーニーのハットトリックを含む8ゴールを奪ったユナイテッドが大勝。当時のベンゲル監督も「もちろん8つのゴールを決められれば、屈辱を感じるだろう。本当にひどい1日だった」と語っている。
数々の屈辱的な敗戦を喫しながらも、その苦しい時間を乗り越えてチームを前に進めてきたベンゲル監督。今回もかつてないほど厳しい状況に追い込まれているが、果たして浮上のきっかけをつかめるのだろうか。
「ESPN」が選出した「ベンゲル史上最悪の出来事10選」は以下のとおり。
10位 01年FAカップ決勝/アーセナル 1-2 リバプール
9位 17年CL16強/2戦合計:アーセナル 2-10 バイエルン
8位 選手たちが移籍し、より大きな成功をつかんだこと
7位 99年FAカップ準決勝/アーセナル 1-2 マンチェスター・U
6位 00年UEFAカップ決勝/アーセナル 0(1PK4)0 ガラタサライ
5位 09年CL準決勝/2戦合計:アーセナル 1-4 マンチェスター・U
4位 これほどまでに長い期間、指揮を執ってしまったこと
3位 06年CL決勝/アーセナル 1-2 バルセロナ
2位 11年リーグカップ決勝/アーセナル 1-2 バーミンガム
1位 11年プレミアリーグ/アーセナル 2-8 マンチェスター・U
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images