神戸新主将ポドルスキ、今季初得点を含む2ゴール 独メディアも称賛「輝きを放った」
約25mの直接FK弾で今季初ゴール 新主将の1試合2得点の活躍で同点に追いつく
ヴィッセル神戸は7日、ルヴァンカップのグループステージ初戦で昇格組のV・ファーレン長崎と対戦。2点ビハインドのなか、今季主将に就任した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが直接FK弾を含む2ゴールの活躍を見せ、2-2で引き分けた。ドイツメディアは「神戸を敗北から救う」と報じている。
ホームの神戸にとって苦しい前半だった。立ち上がりの3分に長崎のDFチェ・キュベックに先制点を許すと、44分には19歳のFW名倉巧に追加点を奪われ、前半だけで2点のビハインドを背負った。
チームの苦境で立ち上がったのが、今季クラブ史上2人目の主将に就任したポドルスキだった。後半6分、ゴールから約25メートルの位置で得たFKでキッカーを務め、左足を一閃。シュートは壁の上を越えると綺麗なカーブがかかり、ポストをかすめてゴールに吸い込まれた。
今季公式戦初ゴールで勢いに乗ったポドルスキは、後半17分にもペナルティーエリア手前から中へ切れ込むと、左足を振り抜いてゴール右隅に同点弾を突き刺した。
ポドルスキの活躍にドイツメディアも注目。ドイツ紙「ヴェルト」が「ポドルスキが神戸を敗北から救う」と伝え、ドイツ放送局「Sport1」も「ポドルスキがドッペル・パック(1試合2得点)で輝きを放った」と速報した。
新主将に待望のゴールが生まれた神戸は、波に乗っていくことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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