浦和、ルヴァン杯初戦で今季公式戦初勝利 18歳FW荻原が2ゴールの鮮烈デビュー
公式戦デビューの荻原とエース興梠が2ゴールずつを挙げて4-1で勝利
浦和レッズは7日、ルヴァンカップのグループステージ開幕戦で名古屋グランパスと対戦。18歳のFW荻原拓也が2得点を挙げる鮮烈デビューを飾るなど、前半だけで4ゴールを奪う猛攻を見せ、4-1で今季公式戦初勝利を手にした。
浦和は先週末のリーグ戦から5人を入れ替え、大会規定の21歳以下の日本人選手として今季ユースから昇格した荻原を左ウイングに起用。名古屋はスタメンが総入れ替えとなり、2種登録のDF萩野滉大とDF成瀬竣平を左右のサイドバックに起用した。
試合は浦和が前半9分、右サイドから上げたDF遠藤航のクロスをFW興梠慎三が頭で決めて先制。その6分後には、興梠が左サイドに開いてボールを受け、ゴール前に流し込むと公式戦デビューの荻原が突進。左足ダイレクトで合わせたボールは右ポストの内側を叩いてゴールに吸い込まれ、プロ初ゴールとなった。
さらに浦和は前半17分、右サイドからのボールを遠藤が頭でつなぐと興梠が反転して左足シュートを決めて追加点。同31には、MF長澤和輝のスルーパスに反応した荻原が左足シュートを放つと、競り合った相手DFに当たったボールはフワリとGKの頭上を越えてゴールへ。興梠と荻原が2ゴールずつ決める猛攻で浦和が大量リードで前半を終えた。
後半は4点を追う名古屋がボール保持率を高め、浦和も前半のような効果的な攻撃は影を潜めた。しかし、名古屋の反撃は同42分にFW佐藤寿人が決めた1点にとどまり、4-1で浦和が今季公式戦で初勝利。国内専念となる一昨年の覇者が順調な滑り出しを決めた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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