「勝ちたいならレアルでプレーを…」 CLでPSG撃破、“機関紙”がネイマールを勧誘
CL16強で2戦合計5-2と勝利、レアルが8季連続のベスト8進出
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で前人未到の3連覇を目指すレアル・マドリードは、フランスのリーグ・アン首位を走るパリ・サンジェルマン(PSG)を2戦合計5-2で退けて8季連続となるベスト8進出を決めた。レアルの“機関紙”として知られるスペイン紙「マルカ」では、この勝利がPSGのブラジル代表FWネイマールに向けた強烈なメッセージになっていると報じている。
レアルは本拠地での第1戦に3-1で勝利。アウェーゴールを相手に許す展開となったが、現地時間6日のアウェーゲームもポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのヘディング弾などで2-1ときっちり勝利を収めた。
リーガ・エスパニョーラでは宿敵バルセロナやアトレチコ・マドリードの後塵を拝しているが、3連覇の懸かるこのCLではPSG相手に地力の差を見せつけた。そしてこの勝利は、レアル移籍の噂が上がっているネイマールに向けた強烈なアピールにもなっていると同紙は伝えている。
「これはネイマールへのメッセージだ。勝つためには、レアル・マドリードでプレーする必要がある」
ネイマールは昨夏にフットボール史上最高額となる2億2200万ユーロ(約291億円)でバルセロナからPSGに移籍。しかし、“銀河系軍団”とも呼ばれるレアルは元バルサのクラッキ獲得を熱望していると言われている。
右足骨折の影響で戦線離脱中のネイマールは、この試合をどのような気持ちで見つめたのか。かつてバルセロナのえんじ色のユニフォームを着て活躍したブラジルの至宝は、白いユニフォームへの思いを募らせているのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images