ルヴァン杯で義務化「21歳以下日本人起用」 各チームの注目選手をクローズアップ
風間監督が次の若手を発掘するか、クルピ監督の手腕も注目
【グループC】(浦和、名古屋、G大阪、広島)
●浦和レッズ(5名)
二種登録ではない純粋なトップ登録はDF荻原拓也とDF橋岡大樹のみ。橋岡は昨季にデビュー済みで、荻原はリーグ戦でベンチ入りしている。最終ラインに入る橋岡かサイドアタッカーの荻原という選択肢からの起用になることが濃厚だ。
●名古屋グランパス(7名)
まだU-18チーム所属だが、DF菅原由勢はリーグ開幕戦でフル出場している。そうした意味では、起用の一番手にあると見ていいだろう。風間八宏監督が、このルヴァン杯をどう利用して次の若手を発掘していくのかにも注目は集まる。
●ガンバ大阪(19名)
U-23チームがJ3に参戦しているだけに人数が非常に多いが、中村、福田、初瀬、市丸といったデビュー済みの選手も多い。そうした意味では、21歳以下の起用に最も困らないチームと言えるかもしれない。若手育成に定評があるレヴィー・クルピ監督の手腕にも注目だ。
●サンフレッチェ広島(8名)
昨季の本大会で6試合に出場しているMF森島司が起用の軸になることが予想され、同様に4試合に出場のMF松本泰志も所属。両者とも昨季はノーゴールに終わっただけに、そうした意味での成長も見せたいところだ。