名将クロップ、ロシアW杯を大胆予想!? 「アイスランドが優勝するかもしれない」
W杯史上最少国のアイスランドを高く評価「人がたくさんいる必要はない」
4年に一度の祭典であるワールドカップ(W杯)は、6月14日からロシアで開幕する。今大会ではアイスランドとパナマの2カ国が初出場組となり、アイスランドはW杯史上最少国としても話題となったが、世界的名将は「Omnisport」のインタビューで「アイスランドが優勝するかもしれない」と“小国=弱い”の偏見は相応しくないと見解を述べている。
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、現地時間6日のポルトとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・第2戦を前にインタビューに答え、昨夏にスキーをしに行ったというアイスランドについて語った。
「アイスランドの人口はどれくらいかな? 30万人? 信じられないね。サッカーのルーツだね。人がたくさんいる必要はないんだ。大きなことをするにも周囲に正しい人々がいさえすればいい」
ロシアW杯欧州予選グループI首位で初の本大会出場を決めたアイスランドは、日本の新宿区とほぼ同じ人口約33万5000人。06年ドイツ大会のトリニダード・トバゴ(130万人)をはるかに下回り、W杯史上最も人口の少ない出場国となった。しかし、クロップ監督は、重要なのは“数”ではなく、“質”だと説いた。