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どこを狙った!? 無人のゴールを前に戦慄のミスで騒然「ファントムゴール」「屈辱」
メルボルン・ビクトリーのトロイージががら空きのゴールを狙うも結果は…
オーストラリア1部の“メルボルン・ダービー”で信じられないミスが起こった。後半アディショナルタイム、同点を狙ってGKも上げた相手チームに対してカウンターを仕掛け、無人のゴールに流し込むだけのはずがシュートは無情にも枠外へ。決定的なチャンスを逃し、「彼はゴールの場所が分からなかったのだろう」「ファントムゴール」と話題を呼んでいる。
思わぬ形で脚光を浴びたのは、3月2日にメルボルン・シティとメルボルン・ビクトリーが激突した“メルボルン・ダービー”だ。
前半12分にアウェーのビクトリーが先制するも、後半9分にシティがPKで同点。その8分後には再びビクトリーが勝ち越し点を奪い、2-1で試合は終盤を迎える。ホームで負けられないシティは後半アディショナルタイム、セットプレーにGKディーン・ブーザニスまで上げて勝負を懸けた。
セットプレーのこぼれ球をブーザニスがペナルティーアーク付近で拾ったが、一瞬にして囲まれてボールロスト。ビクトリーが一気にカウンターを発動させた。スルーパスに抜け出したオーストラリア代表MFジェームス・トロイージは、広大なスペースを猛スピードで駆け抜けていく。しかし、後方から追いかけてくる選手が視界に入ったのか、ペナルティーエリア手前の約25メートルの位置からシュートを選択。GK不在でがら空きのゴールに流し込むだけのはずだったが、左足で狙った一撃は放たれた瞬間に枠から大きく右に逸れていき、絶好の得点チャンスを逃した。