来季セリエA移籍市場はリーグ戦開幕前に終了 プレミアに次ぐ決定で補強動向に影響か
シーズン開幕の24時間前に閉鎖することが決定
イタリア・セリエAは、来季から夏冬の移籍市場がリーグ戦を実施する期間の前に閉鎖することが発表された。現在リーグ会長代理を務めるイタリア五輪委員会のトップ、ジョバンニ・マラゴ氏が現地時間5日の記者会見で発表した。セリエA公式サイトが伝えている。
セリエAは、先日フィオレンティーナのイタリア代表DFダビデ・アストーリが急死したことを受け、追悼の意と延期していた試合を4月3日、4日に開催することを発表。ACミランとインテルによる“ミラノ・ダービー”は、ミランのUEFAヨーロッパリーグの勝ち上がり状況を見て最終的に日程を決定するとアナウンスされた。
そして日程の話は2018-19シーズンに及び、開幕は8月19日、これまでリーグ戦を行っていなかったクリスマス期間の12月22日、26日、29日に試合が入り、その後にウインターブレークに入って翌年1月20日に再開されることが明らかになった
今回の発表で重要ポイントとなるのが、移籍市場の期間についてだ。イングランドのプレミアリーグで来季からリーグ戦開幕前に移籍市場が閉鎖することがアナウンスされ、欧州各国でそれに追随する動きが検討されてきたが、イタリアもこの流れに乗るという。そして、その決定は冬の移籍市場にも影響を及ぼす。
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