C・ロナウドの「キャリアベスト6ゴール」 衝撃FK、バックヒール弾…米メディア選出
宙に浮いているかのような打点の高いヘッド弾も選出
5つ目は2014年9月。敵地リアソールでのデポルティボ戦(1-0)で決めたヘディングでのゴラッソだ。
右サイドの深い位置から元スペイン代表DFアルバロ・アルベロア(引退)がふわりとしたクロスボールをゴール前へ送ると、ロナウドはペナルティースポットの位置でジャンプ。まさに宙に浮いているかのような滞空時間の長さで相手DFに競り勝ち、ヘディングシュートはゴール左隅へ決まった。両足だけでなく、強靭なフィジカルで空中戦も得意とするクラックだからこその芸当だった。
最後の6つ目は、2016年1月にエスパニョール相手に見せた高速カウンターアタックからのドリブル突破で奪った得点だ。
前半終了間際、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(現バイエルン)のパスが相手DFに当たり、ボールは右サイドのロナウドの元へ。ここから一気にトップスピードに乗り、ドリブルで二人をかわして中央に切り込むと、利き足とは反対の左足で強烈なシュートを叩き込んだ。
数多くのスーパーゴールを残してきたロナウドの、技術とフィジカル能力が大いに発揮された珠玉のゴールが選出されている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images