マンC司令塔がアーセナルDFを瞬殺! 超絶技を各国メディア称賛「見事な股抜き」

完勝したアーセナル戦の終盤、デ・ブライネがムスタフィを“無力化”し話題に

 今季のプレミアリーグで首位を独走するマンチェスター・シティは、現地時間1日に行われた第28節の敵地アーセナル戦に3-0で完勝した。前半15分にポルトガル代表MFベルナルド・シウバが先制点を奪い、同28分にはスペイン代表MFダビド・シルバが、さらに5分後にドイツ代表MFレロイ・ザネが3点目を決めて前半で勝負あり。ホームのアーセナルにとっては屈辱的な敗戦となったなか、終盤にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが見せた華麗な“抜き技”が話題を呼んでいる。

 そのプレーは、後半39分に起きた。自陣左サイドで最終ラインからの縦パスを受けに下がったデ・ブライネは、後方からアーセナルのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィがボールを奪いに来たのを察知し、素早く右方向にターン。前を向いてドリブルを開始すると、ハーフウェーライン手前でいったん減速する。

 そして次の瞬間、右後方から追走するムスタフィが距離を詰めるタイミングを見計らい、右足でボールをタッチライン際に転がして、すぐに左足で中央へ切り返す。ボールはムスタフィの股の間を綺麗に通過し、抜き去ったデ・ブライネは味方にパスを通した。

 この一連のプレーは、各国メディアでも話題となっている。英メディア「GIVE ME SPORT」が「シュコドラン・ムスタフィを巧妙な技術でゲームから完璧に取り除いた」と称えれば、ペルー紙「エル・コメルシオ」も「ベルギー人はドイツ人のムスタフィに見事な股抜きで屈辱を与えた」と伝えている。

 今季の公式戦で11得点19アシストをマークするなど、シティ攻撃陣の中で特大の輝きを放っているデ・ブライネ。その華麗なプレーの数々によって、チームは着実にプレミア王座奪還に近づいている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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