今季開幕前に代理人のもとに引き抜きオファーが届く

　ACミランとインテルが激突する伝統の“ミラノダービー”は、現地時間4日に戦いの火蓋が切って落とされる。大一番を前にミランのエースであるスペイン代表FWスソは、今季開幕前にインテルから届いた引き抜きオファーを一蹴していたことを明らかにしている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューで語った。

　暫定5位のインテルを勝ち点7差で追う7位ミランのキーマンは、過去のビッグマッチをこう振り返った。

「人生で一番感動した忘れられない試合は、リバプールでのプレミアデビュー戦。2番目はアンフィールドでのマンチェスター・ユナイテッド戦。3番目はユベントスにスーパーカップで勝利した試合だよ」

　昨季リーグ戦7得点9アシストを奪ってブレイクし、今季もここまで6得点7アシストと結果を残しているスソだが、今季開幕前にはインテルからオファーを受けていたという。

「夏にオファーを受けたんだ。代理人を代えたばかりだった。彼らは僕のこの代理人と話をした。僕は『ここに残りたい、契約を更新したい』という意思が、はっきりしていた。ミランに代理人が話をしたんだ」