森岡亮太が“技ありヘッド”で2戦連続の今季10ゴール目 海外メディア「完璧だった」

ズルテ・ワレヘム戦の開始2分に先制弾 「アンデルレヒトにとって夢のスタート」

 アンデルレヒトの日本代表MF森岡亮太は、現地時間3日に行われたベルギー1部リーグ第29節のズルテ・ワレヘム戦に2試合連続で先発出場。試合開始直後の前半2分にヘディングシュートを決め、2試合連続の今季10ゴール目を奪った。

 ベルギー名門の背番号10をつける日本代表MFは、2ゴールを奪った前節ムスクロン戦(5-3)に続き輝きを放った。前半2分、アンデルレヒトが右サイドに展開すると、DFデニス・アッピアーがクロスを供給。これを森岡がニアサイドに走り込みながら、頭ですらせるようにして巧みに合わせると、ボールは相手GKの脇を抜けてゴール左サイドネットに吸い込まれた。

 この一撃をベルギーメディア「Sporza」は、「森岡がすぐに決める。アンデルレヒトにとって夢のスタート」と速報。前半のうちに3ゴールを奪って勝負を決めたチームに勢いをもたらす一撃となった。

これで森岡は今季リーグ戦10ゴール目。今冬にワースラント・ベベレンからアンデルレヒトに移籍してからは3試合ゴールを奪えなかったが、ここにきて2戦連続3得点と勢いに乗っている。この活躍を受けてポーランドメディア「Sportowe Fakty」は、「日本人はアンデルレヒト監督の攻撃的なパズルの中で完璧だった」と伝えている。

 3-2で勝利を収めて2連勝としたチームは、2位に浮上。勝負の終盤戦へ、森岡のプレーにもさらに注目が集まりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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