年間ベストゴール級!? ペルー代表FWの“カンフーボレー弾”に称賛「異次元」「壮大」

モレリアのFWルイディアスが半身の体勢からジャンプして強烈ボレーをお見舞い

 パチューカFW本田圭佑もプレーするリーガMX(メキシコリーグ)で、アクロバティックなボレー弾が生まれた。現地時間2日の後期リーグ第10節モレリア対アトラス戦、27歳のペルー代表FWがジャンプ一番、右足を一閃。完璧なまでの“カンフーゴール”に「異次元」「プスカシュ賞にノミネートされるべき」と驚きの声が上がっている。

 1-1で迎えた前半45分だった。ホームのモレリアはアトラス陣地内で波状攻撃。一度、二度とゴール前にボールを送り込むがはね返されたなか、ペルー代表FWラウール・ルイディアスはクリアボールの落下点にいち早く到達。半身の体勢で浮き球に飛びつくようにジャンプすると、右足で思い切りボールを叩いた。

 自身の顔よりも高い位置から放った一撃は、相手GKの手の上を越え、クロスバーをかすめてゴールイン。この上ない勝ち越し弾に、ロベルト・エルナンデス監督も両手でガッツポーズをして歓喜に浸った。

 リーガMXが公式ツイッターで動画を公開すると、「ゴラッソ! プスカシュ賞にノミネートされるべき」「異次元」「エキサイティングな一撃」「壮大なゴール」と返信欄は驚きの声に溢れた。ペルー紙「La Republica」によれば、モレリアのロベルト・エルナンデス・テクニカルディレクターは「我々はラウールと宝くじをつかんだ」と、21の勝利を喜んだという。

ペルーラジオ局「RPP」も「メキシコサッカー最高のゴール」と絶賛しており、“カンフーボレー弾”が今季のハイライトに出てくることは確実だろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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