昇格1年目の長崎、九州ダービーで“J1初勝ち点” 2点先行も鳥栖の反撃を受け2-2ドロー
ホーム開幕戦で初勝利に近づくも後半2失点 勝利逃すもJ1で初の勝ち点1を獲得
V・ファーレン長崎が、“九州ダービー”でJ1初の勝ち点を獲得した。3日のリーグ第2節でサガン鳥栖をホームに迎えた長崎は、前半2得点したものの後半に鳥栖の反撃を受けて2失点。しかし、2-2でゲームを終えて初の勝ち点1を手にした。
長崎は前半2分にMF澤田崇の鮮やかなミドルで幸先良く先制すると、同35分にはカウンターからMF鈴木武蔵が追加点を奪った。後半は完全にゲームを支配され、同15分には鳥栖MF高橋秀人に追撃弾を決められ、同39分にはDFチョン・スンヒョンにヘディングシュートを決められて追いつかれた。
長崎は2004年に創設、翌年に現チーム名へ改称されJ2への昇格は13年。そこから4年間を戦い、昨年には経営問題も浮上するなかで、4月に通販大手のジャパネットたかた創業者の高田明氏が社長に就任。チームは元日本代表FW高木琢也監督の指揮で昨季のJ2を勝ち点80の2位で終えてJ1自動昇格を勝ち取っていた。
長崎は開幕戦で同じくJ2から昇格の湘南ベルマーレを相手に、敵地で1-2の敗戦を喫していた。ルヴァン杯の戦いを挟み、10日の第3節では昨季のアジア王者である浦和レッズをホームに迎え撃つ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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