メッシ“壁下FK弾”、リーガ公式が選手視点の動画公開 ファン称賛「鷹の目にも劣らない」

壁の下を通した技ありの一撃を、背後から捉えた映像でプレーバック

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間1日のリーガ・エスパニョーラ第26節ラス・パルマス戦(1-1)で今季4本目の直接FK弾をマーク。2015-16シーズンの自己最多記録に並んだ。セットプレーのキッカーとしても相手を圧倒する天才アタッカーに、リーガ・エスパニョーラも着目。前節ジローナ戦で壁の下を通して決めた直接FK弾のシーンを、“メッシ視点”で捉えた動画をリーガ公式インスタグラムで公開し、「現実とファンタジーが共存」「魔術師」「イーグルアイにも劣らない」と称賛の嵐となっている。

 メッシは2月24日に行われたジローナ戦(6-1)の前半36分、ペナルティーアーク付近で直接FKを獲得。ジローナは目の前に壁5人、さらには残りのフィールドプレーヤーもペナルティーエリア内に配置し、11人全員で守りを固めた。そんななか、メッシは相手の動きを見極め、ゆっくりとした助走から左足を一閃。ジャンプした壁の下を通るグラウンダーの一撃は、GKが懸命に伸ばした手の先を抜けてゴールネットに突き刺さった。

 リーガ公式インスタグラムは、「メッシ視点 彼の目を通して、ジローナ戦で壁の下から決めたフリーキックを見てみよう!」と動画を公開。メッシの背後から捉えた映像で、キックの瞬間に状況を確認するように画面が左右に振られ、隙を突いて壁の下を選択していることが分かる仕様になっている。

 投稿のコメント欄は、「魔術師によるアメージングなFK」「キング・メッシ」「技ありだ」「現実とファンタジーが共存した選手」と称賛の嵐に。なかには「イーグルアイにも劣らない」と視野が広いと称される鷹の目と比較する声もあった。

 ラス・パルマス戦でキャリア通算599ゴール(バルサ通算538得点、アルゼンチン代表通算61得点)に到達したメッシ。「600」のメモリアルゴールは、好調のFKで決めることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング