ユーベがアーセナル“快足SB”獲得に執念 昨夏電撃オファーに続き来季補強に動くか

人気銘柄のベジェリン、古巣バルサも関心と英紙報道

 今季成績不振のアーセナルはアーセン・ベンゲル監督解任の可能性が高まるなか、スペイン代表DFエクトル・ベジェリンがユベントスに移籍する可能性が浮上している。英紙「ガーディアン」が報じた。

 イタリアの絶対王者は快足サイドバックの獲得を諦めていなかった。昨夏の移籍市場最終日に電撃オファーを出していたユベントスの来季ナンバーワン補強ターゲットはベジェリンだという。記事では「セリエA王者は彼のディールを成立できると信じている」と報じている。

 今季ACミランから獲得したイタリア代表DFマッティア・デ・シリオが右サイドでプレーしているが、このポジションが補強の最優先事項だと報じられている。

 ベジェリンを巡っては、16歳まで下部組織でプレーしていたバルセロナもターゲットにしていた。バルサは移籍金4500万ユーロ(約58億円)に加え、年俸総額2500万ユーロ(約32億円)を提示したが、アーセナルはこれを固辞したという。

 新天地はイタリアか、それともスペインか――ロンドンで才能を開花させたベジェリンは、今オフの移籍市場での目玉になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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