ブンデス公式選出「“GKの失敗”歴代トップ10」 1位は爆笑必至の“バー直撃ヘッド”
キャッチミス、判断ミス…シュマットクはリフティング中にかっさらわれて失点
たった一つのミスがたちまち失点に直結し、試合の戦犯としてクローズアップされてしまう。そんな過酷なポジションがチームの最後の砦であるゴールキーパー(GK)だ。欧州の第一線でプレーする一流GKでも、時に信じられないようなミスで注目を浴びてしまう。ドイツ・ブンデスリーガの公式YouTubeチャンネルは「“GKの失敗”トップ10」と題した動画を公開。2部も含めて歴代の衝撃ミスを特集している。
抜群の反射神経を生かして強烈なシュートにも反応するトップクラスのGKたちも、時に気の緩みからキャッチミスを犯す。シュツットガルトのGKロン=ロベルト・ツィーラー、マインツのGKレネ・アドラーといういずれもドイツ代表経験のある名手二人も、それほど威力のないシュートを体で受け止めきれず、後方に逸してしまう初歩的なミスでランキングに名を連ねている。
キャッチミスだけでなく、時には判断ミスから失点を招く。ビーレフェルトなどで活躍したドイツ人GKマタイアス・ヘインは味方からのヘディングパスが自身の後方に流れたところを追いかけ、エンドラインぎりぎりのところで手を使ってボールをピッチに引き戻した。しかし、これが相手FWへの絶好のラストパスになって痛恨の失点。そのままラインを割ってCKにしておくほうがセーフティな結果だったという痛恨のプレーになった。
その他にも相手が背後にいることに気づかず、ボールを手放して失点につながった元1860ミュンヘンのGKベルント・マイヤーや、自陣ペナルティーエリア内でリフティングをしている最中に転倒してボールを失った元フライブルクのGKヨルク・シュマットクのプレーも選ばれている。