ボーンマス地元紙が注目　ピュエル監督「オカザキは今週復帰した」

　レスターFW岡崎慎司は先月に膝を負傷し、戦線離脱していたが、3日に行われるプレミアリーグ第29節の本拠地ボーンマス戦で復活する可能性が浮上。相手の地元メディアも侍ストライカーの復活に注目している。

「レスターのシンジ・オカザキがチェリーズ戦で復帰するかもしれない」と特集したのは、ボーンマス地元紙「デイリー・エコー」だった。

「オカザキは今週復帰した。彼がメンバー入りするかどうか様子を見ようじゃないか」と、レスターのクロード・ピュエル監督の記者会見でのコメントを紹介している。

　レスターはリーグ戦4試合白星なしと、完全に失速している。「シンジはジェイミー・ヴァーディの背後でサポート役を務める。しかし、背番号10ではない。背番号10はアシストやプレーを生み出し、チームのプレーを組織するんだ」と、岡崎に課せられる使命も明らかにしている。

　華麗なプレーはないが、泥臭い決定力がある。そして圧倒的な運動量を武器にしたハイプレッシャーで、レスターの高速カウンター戦術のスイッチ役を担う。

「シンジはジェイミーの背後にいるもう一人のストライカーだ。デマライ・グレイ、フォウセニ・ディアバテ、ケレチ・イヘアナチョのように、このポジションで多大な可能性と決定機を供出してくれるんだ」

　ピュエル監督はこのようにも話している。岡崎は戦列復帰を果たし、リーグ戦8位のレスターの起爆剤となれるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images