中国開幕戦で壮絶な撃ち合い! 広州恒大と“ピクシー”の広州富力が合計9発「真のスペクタクル」

白熱の“広州ダービー” ザハヴィとアランの両助っ人FWがハットトリック達成

 中国1部スーパーリーグは2日に2018シーズンが開幕し、3試合が行われた。そのなかで同リーグ7連覇中で、今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループGでセレッソ大阪と同居する広州恒大と、元名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ監督率いる広州富力が激突した一戦が壮絶な撃ち合いになったと、話題になっている。

 “絶対王者”広州恒大の本拠地で行われた“広州ダービー”は、スーパーゴールで幕を開けた。前半2分、昨季のリーグ得点王である広州富力のイスラエル代表FWエラン・ザハヴィが、敵陣ペナルティーエリア手前でパスを受け右足を一閃。矢のような弾道がネットに突き刺さり、ゴールショーが幕を開けた。

 ザハヴィは8分後にもドリブルから2点目を決めるが、その後は広州恒大のブラジル人FWアランが魅せる。同13分に相手のミスを逃さずに1点を返すと、同39分、45分と加点し、前半だけでハットトリックを達成して、広州恒大が3-2と逆転した。

 しかし、後半4分に敵陣での華麗な連携からザハヴィが“お返し”のハットトリックで同点とすると、同20分にはブラジル人MFジュニオール・ウルソが決めて、広州富力が4-3と再逆転した。

 

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