復活の“130億円”悪童バロテッリ 剛腕代理人が古巣ミランを酷評「あのクラブはダメだ」

今季もニースでゴール量産中、夏のイタリア名門への“ゼロ円移籍”を模索

 フランスのニースで復活を見せている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、今季終了後に契約満了でフリーになるが、剛腕代理人ミノ・ライオラ氏が母国イタリアの強豪クラブに、軒並み売り込みをかけていることを明かした。しかし、唯一「あのクラブはダメだ」と宣言したのは、古巣でもある名門クラブだった。イタリア国営放送「RAI」のサッカー番組内で語った。

 バロテッリは昨季のリーグ・アンで23試合に出場し15ゴールと復活を遂げ、今季もリーグ19試合13ゴール、UEFAヨーロッパリーグで7試合6ゴールと得点を量産している。今季はイタリア代表が出場権を逃したワールドカップがあるが、前回の2014年大会でエースを務めたクオリティーを取り戻している。

 ライオラ氏は、今季終了後にフリーになるバロテッリについて、母国の有力クラブに売り込みをかけている現状を語った。

「マリオは復活している。彼は成熟した選手になり、世界でもトップ10に入るFWになったと言える。イタリア人でナンバーワンなのも疑いようがない。価値を付けるなら1億ユーロ(約130億円)を下回ることはないが、契約によりゼロ円移籍になる。すでにイングランドとイタリアの多くのクラブと接触はしている。イタリアではユベントス、ローマ、ナポリ、インテルだ」

 ライオラ氏はこう語り、トップレベルにあるストライカーをゼロ円で獲得できるチャンスであると、多くのトップクラブに売り込みをかけていることを明かした。ユベントスとナポリは記録的な勝ち点で優勝を争う現在のイタリア2強であり、ローマやインテルも名門として知られる。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング