FC東京“新18番”、憧れの師匠を超えるために 「期待しているよ」から感じ取った思い

開幕戦は3年ぶりの出番なし それでも長谷川新監督のサッカーで持ち味は生きると自信

 FC東京の開幕戦のピッチに、過去2年連続でスタメン出場を果たしていたMF橋本拳人の姿はなかった。

 長谷川健太新監督は2月24日の浦和戦に、日本代表MF高萩洋次郎とMF米本拓司を送り出した。前者は後半3分にMF東慶悟のゴールにつながるスルーパスを繰り出し、後者は中盤で狩人ぶりを発揮。先制弾の直後に失点し、新シーズン初戦は1-1の引き分けに終わったものの、ベンチで戦いを見守った橋本の目も「全員が連動して守備ができているところ」にチームとして手応えを感じたという。

 FC東京は今季、「縦に早く攻める」長谷川カラーの浸透を図っている。ハードワーク、攻守の素早い切り替え、そしてダイナミックな攻撃――指揮官が求めるいずれの要素も橋本が得意とする分野だ。本人も新チームでは、自らのストロングポイントをより生かせるとイメージを膨らませている。

「ハードワークであったり、攻守が切り替わった時に前に出ていく部分、ゴール前に入っていく姿勢は自分の持ち味。そこをどんどん出してアピールしていきたいですね」

 

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