メッシ、“低弾道コロコロ”から一転“キャノン砲” 圧巻FKに称賛「絶対的な魔法使い」

ラス・パルマス戦で今季4本目の直接FK弾 キャリア通算599ゴール目を記録

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがまた決めた! 現地時間1日のリーガ・エスパニョーラ第26節ラス・パルマス戦(1-1)で、前節に続いて直接FK弾を炸裂。得点王レース首位を独走する今季23点目は、キャリア通算599ゴール目と大台到達に王手となった。華麗なる一撃に「FKマスター」「絶対的な魔法使い」と称賛の声が上がっている。

 0-0で迎えた前半21分、中盤でボールを奪ったメッシはそのまま一人でカウンターへ。ドリブルで持ち込んだが、後方からファウルを受けて直接FKを得た。ゴール正面のペナルティーアーク内、長めに間合いを取ると小さなステップから左足を一閃。ボールは鋭い弾道でゴール左上隅に飛んでいき、ラス・パルマスのアルゼンチン人GKレアンドロ・キキソラの横っ飛びをあざ笑うかのようにゴールに突き刺さった。

 現地時間2月24日の前節ジローナ戦では、相手の意表を突き、壁5人の足下を抜ける“低弾道コロコロFK”を決めたが、一転して伸び上がるような軌道の強烈な一撃をお見舞い。これにはラス・パルマスのサポーターも驚きを隠せなかった。

 英メディア「GiveMeSport」は、「メッシがセンセーショナルなFKで得点」と見出しを打ち、「彼は絶対的な魔法使い」と称賛。UAE紙「Sport360°」も「メッシのFKマジック」と報じた。ツイッター上では、「欧州のFKマスター」「職人芸」との声も上がっている。

 スペイン紙「スポルト」によれば、メッシはこれがキャリア通算599ゴール目(バルサ通算538得点、アルゼンチン代表通算61得点)。2015-16シーズンに記録した直接FK弾4回に並んだという。「600」の大台到達となるゴールは、果たしてどのような得点になるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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