英紙がプレミアリーグの“移籍組”ベストイレブンを選出

サンチェス、コスタは年間ベストイレブンと共にダブル選出

 過去に6年間ニューカッスルに所属していたフォースターは今季セルティックからサウサンプトンに加入。出場した30試合中11試合を無失点で抑えるという好成績を残している。
 
 ヤンマートは今季からプレミアリーグに参戦。6アシストを決めており、リーグにおけるDFのアシスト数で2番目に多い記録を残している。リバプールに加入したエムレはボランチが本職だが、今季チームは守備力に課題を抱えており、その打開策としてブレンダン・ロジャース監督はDFでの起用に踏み切った。エムレはその期待に応え、センターバックとして質の高いプレーを見せている。

 かつてアーセナルのスターとしてロンドンを湧かせたセスクは、今季より隣人のチェルシーへと移籍。プレミア復帰1年目にして17アシストを記録するなど、圧巻のパフォーマンスを披露している。また、シグルズソンは2年ぶりにスウォンジーに復帰し、今季6ゴール10アシストと華々しい凱旋を遂げた。

 E・バレンシアはエクアドル代表として参加した昨年のワールドカップブラジル大会でブレイク。大会直後にウェストハムに加入すると、4ゴール6アシストと適応能力の高さを見せている。サンチェス、コスタはPFAの年間ベストイレブンにも選出されており、サンチェスは16ゴール、コスタは19ゴールを挙げ、初参戦のプレミアリーグで早くも主役級のインパクトを残すことになった。

 今季優勝を果たしたチェルシー、トップ4争いを演じ台風の目となったサウサンプトンからはそれぞれ2人ずつノミネートされている。これは、リーグ戦の躍進において新戦力の適応がいかに重要かを証明する結果と言えそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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