ネイマール、W杯は“ぶっつけ本番”か 代表ドクターが早期復帰のリスクを指摘「再度骨折する」
「彼は悲しんでいるが、他にできることはない」
手術は今週末に母国ブラジルで予定されているが、そこから教授が語るリハビリ期間を過ごすと、復帰できるのは5月中旬から6月上旬。欧州リーグのシーズンは全て終了し、公式戦で復帰するのは難しい。つまりは、W杯に向けたブラジル代表のキャンプで調整するしかないというスケジュールになる。
「ネイマールは悲しんでいるが、他にできることがないことも理解している。できるだけ早く復帰するために、最大限の努力をしていくだろう。我々も、最大限の力でそれをサポートしていく」
ブラジル代表は6月17日にソチでスイス代表と本大会初戦で激突。そこまで約3カ月半と考えると、リハビリの進捗状況次第では、ネイマールがテストマッチなどに出場できずに“ぶっつけ本番”で臨む可能性も否定できない。前回の自国開催で優勝を逃した雪辱に燃えるカナリア軍団のエースは、万全の状態で本大会に臨むことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2