エメリ監督が来季のミラン監督就任を否定 「セビージャですごく幸せだ」
EL準決勝に集中
ACミランの次期監督の有力候補に挙がっているスペイン1部セビージャのウナイ・エメリ監督は来季ミラン行きのウワサを否定した。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。
43歳の指揮官は、7日に控えたヨーロッパリーグ準決勝フィオレンティーナ戦前日の記者会見でミラン監督就任について質問を受けると、こう言い切った。
「私はセビージャですごく幸せだ」
セビージャはヨーロッパリーグに加え、現在リーグ5位で来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位バレンシアと勝ち点3差のデッドヒートを展開している。
一方、アジア人の実業家との株式売却などで激震のミランは、今季セリエAで11位と低迷している。
「今、フィオレンティーナ戦に向けてのみ集中しているところで、セビージャではうまくいっている。我々が今経験している現実以外に、頭を動かす労力を割くわけにいかない。私は未来ではなく、今を生きている。ここはセビージャで大事なことは次の試合だ」
43歳のスペイン人の知将エメリ監督は、ビオラ撃破に全身全霊を注いでいた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1