ネイマール離脱でディ・マリア“確変”!? 逆足弾2発で酒井宏も餌食「救世主の役割担った」
マルセイユとの“フランス・ダービー”で、利き足とは逆の右足で2ゴール
パリ・サンジェルマン(PSG)は、ブラジル代表FWネイマールが負傷した右足を手術すると正式に発表。エースが長期離脱を強いられることになったが、“代役”の心配はいらないようだ。2月28日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)の準々決勝マルセイユ戦で、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが先制弾を含む2ゴールの活躍を見せ、3-0の勝利に貢献。フランス紙は「今度はディ・マリアの時だ」「救世主の役割を担った」と“確変”突入を伝えている。
PSGは25日のリーグ第27節、マルセイユとの“フランス・ダービー”(3-0)でネイマールが右足を負傷。右足首捻挫、中足骨骨折と診断されていたが、母国ブラジルで手術を受けることが28日に発表された。
そして同日に行われたフランス杯準々決勝のマルセイユ戦、3日前の同カードでネイマールがプレーした左ウイングではディ・マリアが先発出場。前半終了間際にペナルティーアーク付近でドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの横パスを受けると、ワントラップから利き足とは逆の右足をコンパクトに振り抜き、鋭い一撃を突き刺して先制点をもたらした。
さらに後半3分、ディ・マリアは左サイドからのクロスにファーサイドで合わせて、再び右足でシュート。ボールは対峙したマルセイユの日本代表DF酒井宏樹に当たってゴールに吸い込まれた。ディ・マリアの活躍で主導権を握ったPSGは、後半36分にもウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニがダメ押しの3点目を挙げ、準決勝進出を決めた。