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揺れるイタリア代表、GKブッフォンの招集に否定的見解 ファンの85%が「NO」判定
ディ・ビアッジョ暫定監督は招集の旨を明かすも、関係者・ファンから賛同を得られず
イタリア代表は今年6月に開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃し、3月の国際Aマッチウィークが仕切り直しの機会になる。しかし、ルイジ・ディ・ビアッジョ暫定監督は40歳のGKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)を2、3試合に招集すると発言している。
イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、物議を呼んでいるベテランGK招集の賛否を問うアンケートを実施。出題から4時間ほどで1200を超える投票が集まり、そのうち85パーセントが「NO」と回答する事態になった。
ブッフォンやMFダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)といったベテランの再招集については、2006年ドイツW杯優勝メンバーで現在は広州恒大の監督を務めるファビオ・カンナバーロ氏が「いい加減にした方がいい」と厳しく批判。サッカー関係者から否定的な見解が相次いでいる。しかし、このタイミングでベテランに頼ることにはファンの間でも賛同を得られていない模様だ。
イタリアは3月にイングランド、アルゼンチンとロシアW杯で優勝候補に名を連ねる強豪と対戦する。両国にとっても本大会前の重要なタイミングでマッチメークが実現する点では、60年ぶりにW杯出場を逃したといえど伝統の強豪国イタリアのブランドは地に落ち切っているとは言えないだろう。
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