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C・ロナウドの恩師が“NO1選手論”に言及 教え子は「世界最高」、メッシに与えた称号は?
「メッシは別の世界からやってきた存在だ」
一方、2014年ブラジルW杯ではグループリーグでアルゼンチン代表と対決し、0-1で敗れた。後半アディショナルタイムに決勝点を決められたメッシについて、ケイロス監督は「私はいつもメッシが並外れた選手だと言っている。彼は別の世界からやって来た存在だ。彼がもしも人間なら、我々はあんな魔法のような瞬間を味わうようなことはなかったよ」と振り返った。
“世界最高”のロナウドに対して、“地球外の存在”というメッシと表現した指揮官だが、メッシに食らった痛恨の一撃は不思議と苦々しい思いはなかったという。
「負けるのは嫌いだが、ネガティブな気持ちにならなかったんだ。魔法のようなことが実現する時に、これぞフットボールの醍醐味だと感じるんだよ。だからこそ、観戦する世界最高のスポーツなんだよ。本当の人間と証明されるまではFIFAが参加を認めては行けない選手が生み出したゴールだとしてもね!」
メッシの圧倒的な能力を目の当たりにしたケイロス監督は、ジョークを交えながらも脱帽していた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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