なでしこJ、アルガルベ杯初戦はオランダに6失点大敗 選手も落胆「情けない結果」

高倉監督は「課題ばかりのゲーム」と総括

 ハーフタイムに3選手を交代して心機一転と行きたい日本だったが、後半に入ってもオランダの猛攻を防ぎ切れない。後半7分、ゴール前で立て続けにシュートを許すと、DFに当たったこぼれ球をマルテンスに蹴り込まれて6失点目を喫した。

 昨夏からドイツに活躍の場を移したFW横山久美や、次代のエースと期待のFW岩渕真奈も途中出場でピッチへ。後半37分に岩渕が右サイドからDF2人をドリブルで置き去りにしてゴール。しかし、欧州女王との一戦は2-6の大敗と、苦しい大会スタートになった。

 高倉麻子監督は「守備の最後のところの力強さや粘り強さを出さないと、どんな試合をしてもこんな結果になる。課題ばかりのゲームだった」と厳しい言葉を残した。中島は「スコアを見れば情けない結果」と悔しさを語った。今後はアイスランド女子代表、オランダと女子EUROの決勝を戦ったデンマークとの対戦がグループステージで待ち受けている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Imag

 

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