リバプールFWの“ノールック弾”反響拡大 プレミア公式も注目「トレードマーク」

SNSで炎上したフィルミーノの一撃に再脚光 ファンの間で賛否両論となる事態に

 リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、現地時間24日のリーグ第27節ウェストハム戦で今季13点目を挙げ、4-1の勝利に貢献した。このゴールシーンで繰り出した“ノールックシュート”が注目を集め、SNS上で炎上する事態となったが、プレミアリーグ公式インスタグラムがまさに“よそ見”する決定的瞬間の写真を公開し、さらに反響は広がっている。
 
 フィルミーノは2-0で迎えたウェストハム戦の後半12分、ドイル代表MFエムレ・ジャンのロングパスに反応してラインブレイク。飛び出してきたスペイン代表GKアドリアンをかわすと、ペナルティーエリア内で完全にフリーとなった。

 ゴールまで10メートル弱、フリーの状態で無人のゴールに押し込むだけという絶好のチャンス。フィルミーノはシュート体勢に入ると、首をわざと後方の自陣ゴール側へと向けて、余裕の“ノールックシュート”を決めた。

 2017年11月のUEFAチャンピオンズリーグ・セビージャ戦(3-3)、同12月の第20節スウォンジー戦(5-0)に続く今季3回目の“ノールックシュート”は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が特集。一方では、サポーターの反感を買ってSNS上で炎上する事態となったなか、プレミアリーグが26日に公式インスタグラムで該当シーンの決定的瞬間を捉えた写真を公開し、「トレードマーク」と一言添えて冗談交じりにイジっている。

 すると、投稿の返信欄には「オシャレ」「過小評価されているストライカー」「ある意味でゴラッソ」とそのテクニックを称える声が挙がったほか、「(ノールックは)ロナウジーニョのトレードマークだ」「相手に敬意を表す必要がある」と否定的な見解も見受けられるなど、反響を呼んでいる。

 もし次に同様のシチュエーションを迎えたら、フィルミーノはノールックシュートを試みるのだろうか?

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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