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元日本代表MF中田英寿が語る「現役引退論」とは? 「家族から離れるようなもの」
引退するなら…「自分で決断するほうを好む」
中田氏は29歳の若さでスパイクを脱いだ。まだ第一線でプレーできる年齢であり、総合力は日本トップクラスを誇っていたなかでの決断だっただけに、当時周囲からは引退を惜しむ声も数多く上がっていた。
だが中田氏は「いつかは引退しないといけない」と冷静に選手生活の幕引きについて触れる。そして「選手自身が決めることもあるし、チームが決断を下す時もある。僕は選手が自分で決断するほうを好むけどね」と明かし、自らの意思による現役引退が好ましいとしている。
サッカー界に限らず、現役選手にとって“引退”は切っても切り離せない。中田氏は「家族から離れるようなもの」と定義しているが、選手の数だけその答えがありそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images