フィーゴがレアルvsPSGのCL第2戦展望 右足負傷のネイマールは「世界で最も偉大な選手」

第1戦を3-1で制したレアルがやや優勢も、「どんなことも起こりうる」と強調

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を狙うレアル・マドリードは、3月6日にパリ・サンジェルマン(PSG)との決勝トーナメント1回戦・第2戦を迎える。本拠地での第1戦に3-1と勝利して敵地に乗り込むが、かつてレアルでプレーした元ポルトガル代表MFフィーゴ氏が、「Omnisport」のインタビューで展望を語った。

 フィーゴ氏は1989年に母国のスポルティング。リスボンでプロデビュー。95年にはバルセロナへと渡り、その後2000年からレアル、05年からはインテルと欧州のビッグクラブでプレーした。バロンドールやFIFA最優秀選手も獲得し、CL優勝(2001-02)の味も知るレジェンドが、古巣レアルとPSGの戦いについて口を開いた。

「もちろん第1戦の結果を考えればレアルが少し有利だが、この高いレベルの試合ではどんなことも起こりうる。ひとつ良くない試合があるだけで大きな代償を払うことになるんだ」

 ホームで3点を奪って快勝したレアルが「有利」としつつも、フィーゴ氏はPSGの逆転勝利については決して否定しなかった。

「キープレーヤーの一人」と話していたPSGのブラジル代表FWネイマールは、現地時間25日のリーグ・アン第27節マルセイユ戦で負傷。右足首捻挫と中足骨骨折により、手術の可能性や最大8週間の離脱などと報じられており、第2戦の出場は難しい状況となった。それでも、フィーゴ氏は「今のネイマールは世界で最も偉大な選手の一人だと思う」と、今季リーグ戦19得点12アシストとリーグ・アンを席巻したブラジルの至宝を称賛していた。

 果たして、3月6日の一戦でサッカーの女神は、フィーゴ氏の同胞クリスティアーノ・ロナウド擁するレアルと、一目置くネイマールが在籍するPSGのどちらに微笑むのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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