アトレチコ“MFコンビ”が大連一方に異例のダブル完全移籍 イタリア行き成立せず中国へ
カラスコ&ガイタンの移籍が正式決定 今冬の移籍市場でイタリア進出叶わず
スペインの強豪アトレチコ・マドリードは、元アルゼンチン代表MFニコラス・ガイタンと、ベルギー代表MFヤニック・カラスコの2選手が、揃って中国スーパーリーグの大連一方に完全移籍することを正式発表した。
ガイタンは2016年夏に加入し昨季はリーグ戦23試合でプレーしたが、今季はここまでわずか6試合の出場にとどまっていた。一方のカラスコは15年の夏に加入して以来、公式戦124試合に出場して23得点17アシストを記録。今季も28試合に出場してきた。
また、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、両選手がいずれも1月の移籍市場でイタリア移籍に迫っていたことを紹介。カラスコはユベントス、ガイタンはインテルへの移籍話が進行していたが、期限内に交渉が成立せずに流れていたという。そして今回、2選手が同時に同クラブに移籍することが正式発表されるという珍しい事態になった。
いずれの選手に対しても、アトレチコは「幸運を」というメッセージで送り出している。来月に開幕する中国のリーグ戦で、“アトレチコ・コンビ”はどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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