PSGの本拠地に“孫悟空”!? ドラゴンボールコレオに反響 「7番目の球を手に入れよう」

7度目のリーグ優勝を目指し、7個のボールを集めると夢が叶うストーリーになぞらえる

 試合を盛り上げるための演出は様々だが、その代表例が試合前にスタンドを彩るコレオグラフィーだ。リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)対マルセイユ戦の試合前には、日本の人気アニメ「ドラゴンボール」のキャラクターを描いたコレオグラフィーが披露され、反響を呼んでいる。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 現地時間25日にPSGの本拠地パルク・デ・フランスで行われた伝統の一戦「ル・クラシック」には、日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)も出場。ブラジル代表FWネイマールが右足首を負傷するアクシデントこそあったが、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ウルグアイ代表FWエディソン・カヴァーニがゴールを決めて、PSGが3-0で勝利した。

 ただ、試合以上に大きな注目を浴びたのが、PSGサポーターが掲げたコレオグラフィーだ。世界的人気アニメ「ドラゴンボール」の孫悟空を真ん中に据え、その周りに6つの球を並べたのだ。「ESPN」は「この日の午後、PSGサポーターはすべてのスポットライトを盗んだ」と絶賛している。

 今回、ドラゴンボールのコレオグラフィーが掲げられた理由については、作品中で出てくる7個のボールを集めるとなんでも願いが叶う龍が出現するという設定が背景にある。これまで6度のリーグ制覇(1985-86、93-94、2012-13、13-14、14-15、15-16)を成し遂げているPSGは7度目の優勝を目指しており、孫悟空の隣には「7番目の球を手に入れよう」と明記。タイトル獲得に向けてチームを鼓舞する意図があったようだ。

 3月6日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦では、初戦で1-3と敗れたレアル・マドリードを本拠地で迎え撃つ。パルク・デ・フランスにどのような光景が広がるのか、今から注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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