アーセナルOBアンリ氏、古巣の監督就任は“夢” 「興味がない人なんていないだろう?」

ELで初出場組に不覚、リーグ杯でも完敗でベンゲル監督への風当たりが強まるも…

 プレミアリーグの強豪アーセナルが泥沼にはまり込んだ。UEFAヨーロッパリーグ(EL)で初出場のエステルスンドFK(スウェーデン)に敗れ、タイトルの懸かったリーグカップ決勝ではマンチェスター・シティに0-3で完敗。アーセン・ベンゲル監督率いるチームに批判が集まるなか、クラブOBのレジェンドが古巣の監督就任に言及している。

 アーセナルはリーグ戦6位と低迷しているが、リーグカップでは順調に勝ち進み、決勝にたどり着いた。しかし、聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた大一番ではプレミアリーグ首位を独走するシティに圧倒され、0-3で敗れた。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務めた元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏はアーセナルを「意気地なし」と断罪。ビハインドの状況でも歩いてゆっくりと走って戻る選手がいたと指摘するなど、試合内容だけでなく選手たちのプレーぶりを酷評した。

 指揮22年目のシーズンを戦うベンゲル監督への風当たりも強まっている。現地ではクラブOBである元フランス代表ティエリ・アンリ氏の監督就任というプランにも期待が懸けられているようだ。解説の元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏にベンゲル後任は魅力的では、と問われると次のように応えている。

「今はベルギーでの仕事があるけど、どうなるかは見てみよう。僕にとっては夢だ。でも今はベルギーで仕事をしている」

 

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