パチューカで日本の「ゴミ拾い文化」始動 スタジアム清掃キャンペーンに本田も反応
レオン戦で地元サポーターがスタジアム清掃キャンペーンを実施
FW本田圭佑が所属するパチューカは、2月3日の試合後にスタジアム内で日本人ファンがゴミ拾いを行い、世界から称賛の声が集まったことで、クラブとしてスタジアム清掃キャンペーンを実施することを発表。早速、パチューカサポーターがゴミ拾いに取り組む姿をクラブ公式ツイッターで公開し、本田も反応を示している。
現地時間24日のリーガMX(メキシコリーグ)後期第9節の本拠地レオン戦に本田は先発出場。後半アディショナルタイムに決勝PKで4試合ぶりのゴールをマークし、2-1の勝利に貢献した。
パチューカは試合翌日の25日に公式ツイッターを更新。「イダルゴの清掃キャンペーンに協力してくれたTUZA(パチューカの愛称)のファンの皆さん、どうもありがとう」と記し、4枚の写真をアップした。そこには、日の丸のハチマキを身に着けた人がゴミ箱に物を捨てるシルエットを描いたオレンジのTシャツを身に着け、黒いビニール袋を手にスタジアム内を回ってゴミを回収するサポーターの姿が収められている。
きっかけは、3日のリーガMX後期第5節の本拠地モレリア戦(2-3)後のスタンドで、日本人サポーターがゴミ拾いを行い、パチューカがその行為を絶賛したこと。クラブ公式ツイッターで「Domo arigato」(どうもありがとう)と感謝し、世界中のファンからも「別レベルの文化」「真似る必要がある文化だ!」など称賛の嵐となっていた。