ユベントス司令塔、負傷の左膝に手術の可能性浮上 今季残りのシーズンは絶望か

今季加入したレフティーのベルナルデスキ、膝の状態が思わしくなくさらなる検査へ

 イタリアの未来を背負うとも言われる司令塔に試練の時が訪れている。ユベントスのイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキは左膝の負傷で戦線離脱したが、手術の可能性が浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えた。

 24歳のレフティーは今季、フィオレンティーナから移籍金4000万ユーロ(約55億円)でユベントスに加入。すでにイタリア代表でも試合に出場し、ロシア・ワールドカップ出場を逃して若返りが予想されるアズーリでも、中核を担うことが期待されている。

 ベルナルデスキはタレント豊富なユベントスで完全なレギュラー確保には至っていない。それでも、リーグ戦は18試合で4得点6アシスト、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも得点を決め、定位置確保へ向けての歩みを進めていた。

 しかし、左膝を痛めたその状態は思わしくなく、ユベントスのメディカルチームは複数回の検査を実施。手術の可能性も浮上し、さらに離脱期間を設けて検証するとしている。

 ベルナルデスキはリーグ優勝争いやCL決勝トーナメントが佳境に入る終盤戦で戦線復帰できるのか。それとも、手術で残りのシーズンを棒に振ることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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