モウリーニョの長期政権は石油王次第 「彼が求める限りここにいる」

去就はアブラモビッチ会長に委ねる

 今季チェルシーに5季ぶりのリーグ優勝をもたらしたジョゼ・モウリーニョ監督が、自身の長期政権に関しては「石油王次第」と語っている。「ESPN」が報じている。
 今季リーグとリーグカップの二冠を成し遂げた指揮官は、チェルシーに湯水のごとくオイルマネーを注ぎ込み、欧州屈指の強豪に躍進させたアブラモビッチ氏に去就の全てを委ねた。
「私はミスター・アブラモビッチが私を求める限りここにいる。彼が出て行けという日がくれば、私は出て行く。彼がチェルシーで全てのタイトルを手にしている男なんだ。もしも、彼が全てのトロフィーのレプリカを持つのなら、巨大な家が必要となるね」
 モウリーニョ監督は2004年にポルトからチェルシー監督に就任時、2007年までに6つのタイトルを手にした。だが、アブラモビッチ氏とも関係が悪化し、2007年9月には契約解除に至っていた。
 常々、チェルシーでの長期政権を熱望しているモウリーニョ氏だが、敬意を表するロシア人の富豪の方針次第だと強調していた。
【了】
サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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