C・ロナウドがベンゼマに“PK譲渡” エースの気遣いをジダン監督絶賛「実に喜ばしい」
ハットトリックが懸かるなか、試合終了間際のPKをベンゼマに譲りBBC揃い踏み
レアル・マドリードは現地時間24日のリーグ第25節アラベス戦で4-0と勝利。ジネディーヌ・ジダン監督は、PKを元フランス代表FWカリム・ベンゼマに譲ったエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを絶賛した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ロナウドはアラベス戦の前半44分と後半16分にゴールを決め、さらにウェールズ代表FWギャレス・ベイルが後半1分に得点。看板3トップ「BBC」の二人がゴールを決めて、レアルが3-0とリードして迎えた後半終了間際、PKを獲得する。普段ならばキッカーはロナウドであり、ハットトリックを達成するチャンスだった。
しかし、ここでロナウドはベンゼマにキッカーを譲った。このチャンスにベンゼマは落ち着いてPKを成功させ、「BBC」3人が揃い踏み。ジダン監督は試合後の記者会見で、ロナウドの行動を称えた。
「クリスティアーノの振る舞いは素晴らしいものだ。このスポーツがチームプレーのものであることを示した。そしてカリム(ベンゼマ)は、いつもプレッシャーにさらされているが、とてもよくやっている。彼のプレー、そのゴールは実に喜ばしい」